天皇杯決勝

tomoya01242005-01-01

ヴェルディ前線の得点へのこだわりと、守備陣の気迫(質はともかく)は素晴らしかった。優勝に相応しいチーム。



対するジュビロは数的優位の状況が、かえって多くの無駄を生み出してしまいましたね。

うまさの弊害。まるでアジア勢に苦戦する日本代表を見ているようでした。



采配も疑問。前田に変えて中山?ボールポゼッションで圧倒的に有利な展開での交代としては効果的とは言い難いでしょう。勿論、彼のプレイヤーとしての質が低いという訳では無く、前線における守備を特徴とする選手がその良さを生かせない場面で投入されてしまった、ということです。



あそこは「グラウ→川口」でほぼ詰みでしょ。あの時間帯ヴェルディの攻撃陣の中で最も危険だったプレーヤーは(ジュビロから見た)右サイドの相馬。右サイドに縦へのスピーディーな攻撃が特徴である川口を投入すれば、相馬の良さを消すと同時に、攻撃は間違い無く活性化された筈。その後一気に「前田→中山」ですよ。

中盤でボールを繋いでても点は入らないよなぁ・・・。





試合終了後の天皇杯の授与。サッカーの表彰式は何であんなに感動的なんだろうね?いつ見てもいい。特にヴェルディのサポーターは嬉しいでしょうね。かつて王者と言われたチームが没落していくのを目の当たりにしながら、サポートを続けて行くことは本当に大変だったろうと思います。なかなか出来る事じゃないよ。

俺も優勝の喜びを早く味わいたいなぁ。