北海道に住んでいた1

で、予告通り北海道時代について書いてみることにしました。
日記のコーナーに書くことでは無いと思うけど、HTML打つのが面倒なんですね。ある程度貯まったら移動かな。
例によって途中でやめることになるのかもしれんがね。

何で「北海道について書こう」と思ったかというと、単に歳取って懐かしくなっただけ。それと年々あの時代の記憶が薄れてきているから今の内に文章にでも残しておくかという理由ですね。
まあ、ある程度書いておけば忘れることも無いでしょう。


とりあえず「滝川なんてシラネーヨ」って方の為に簡単にご紹介。殆どの方は知らんでしょ?
こんなとこです。
まず位置で言うと岩見沢旭川の中間辺り。岩見沢旭川を知らない人は検索してみてください。簡単に言うと「北海道の真ん中」。大都会札幌までは、クルマで夏は1時間30分、冬は3時間位。雪が酷ければ札幌から帰ってこれないかもね。

そう特筆すべきは雪の多さ。「北海道はどこでも雪多いし寒いだろうよ」と思ったあなた、正解。どこも雪だらけだし、どこも非人道的なまでに寒いです。

もね、滝川はそんな北海道の中でも豪雪地帯と呼ばれる所。どれ位凄まじいかを簡単に説明すると、富良野の人に「あぁあそこは雪が多いからね〜」と言われる
位。皆様北の国で有名な富良野は知っていますよね?吾朗さんみたいな人に「おぉ・・・滝川かぁぁ・・あそこは雪が多くて・・厳しいだろうよぉぉ〜」言われ
てしまったらハマ生まれ(!)の俺はどうすればいいのよ?

名物は鴨鍋とジンギスカン。羊は旨いよ。独特の匂いに慣れるまでは厳しいけどね。
街は過疎化が進んでいてお世辞にも賑わっているとは言えないです。元気になって欲しいけどね。
そうそう素人さんは滝川を「タキガワ」と読んでしまいがちですが、正確には「タ・キ・カ・ワ」です。間違えないように。

で、そんな街に関東での生活しか知らない温室育ちの私が住むことになりました。理由は就職。某チェーンストアに新卒で入社したんですね。
店舗は北は北海道、南は沖縄までありますから、何も不思議なことでは無いです。社会って厳しいのね。
私が配属になった店舗は最北端・・・では無かったです。その次くらいかな。

はじめて北に大地に降り立ったのは7年前のちょうど今頃。旭川空港を出た瞬間「無理」と思いました。
想像してみて下さい。あなたは丘の上に立っています。目の前は大平原。視界一面真っ白。文字通り何も無い。後ろには駅だかなんだかよくわからない建物(空港っす)。温度計の示す数値は-20。
空港に降り立った関東からのスノーボーダーは「寒みー、ヤベー、ありえねー」なんて笑ってるけど、私は笑えなかったですよ。だってここに住むんだもの。

[Today's Favorite]
Hyper Ballad / Bjork
Footsteps In The Dark / The Isley Brothers